自転車用語集
このページは「BBSで話されているマニアックな自転車用語がわからない」という声にこたえて
作りました。マニアックな用語に限らず、自転車の一般的用語から地元ネタまで網羅していこうと
考えています。
あ行|か行|さ行|た行|な行|は行|ま行|や行|ら行|わ行
あ行
- アイバサイクル(アイバ)
- 掃除人が自転車用品を買いあさっているお店。
店の雰囲気は一見さんには果てしなく怖いが、慣れると気軽に話せるようになる
だいたい慣れるのに3、4年かかるのが難点。
HPはこちら
- アウター
- (対義語:インナー)ロードレーサーの前には2枚のギアがついているが、それの外側のこと
歯数が多い(52枚ほど)のでスピードが出ているときに使う。
激坂でこれを使うと神扱いされるが、膝を壊す危険もある。諸刃の剣。素人にはおすすめできない。
- アタック
- 強烈に加速して後続車をちぎること(「ちぎる」の項を参照のこと)
筋力と瞬発力の両方が必要。
すぐに失速するタイプのアタックは「なんちゃってアタック」とか言われ、掃除人の得意技でもある
- アルテグラ(アルテ)
- シマノのパーツのグレードの名称。アルテと略されることが多い
シマノのパーツのグレードは、上から順に、デュラエース、アルテグラ、105、ティアグラ、さわやかソラ、とある。
- 105(いちぜろご)
- シマノのパーツのグレードの名称。シマノのパーツグレードの名称については
アルテグラの項を参照していただきたい。
- インナー
- ロードレーサーの前についている2枚のギアのうち、内側のこと。
歯数が少ない(40枚ほど)ので軽くペダルを回すことが出来る。
上り坂では重宝されるが、使いすぎるとヘタレといわれる可能性があり、危険。
- STI(えすてぃーあい)
- ブレーキレバーとシフトレバーが融合したもの。
ブレーキを引くときは縦に、ギアを換えるときは横に動かして操作する。
手元で一切の操作が出来るため便利であるが、その分高価な部品である。→写真
- LSD(えるえすでぃー)
- Low Slow Distanceの略。要するに低心拍、低速、長距離走って基礎体力を高めようというもの。
かなり重要な練習らしい。
- オープンプロ(open pro)
- MAVICというホイールメーカーが出しているリム(→詳しくはリムの項を参照)。
特に癖がなく、坂道にも平地にも使える無難なリムとして定評がある。
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か行
- カンパ(寒波)
- イタリアの自転車部品メーカー、カンパニョーロ(campagnolo)の略。
自転車部品メーカーとしてはシマノと双璧をなす。シマノより値段が高いため、このHPからは
あまり縁がないものとなっている。
- キシリウム(KSYRIUM)
- マビック(MAVIC)というメーカーが出しているホイールの名前。よく「キシリ」と略される
これにもグレードがあって、キシリウムエキップ、キシリウムエリート、キシリウムSLの順にグレードが上がっていく。
- キャノンデール(キャノ)
- アメリカの大手自転車メーカー。アルミの加工を得意とする。
- くうきあつ(空気圧)
- 自転車のタイヤの気圧のこと。ロードだと普通6〜8気圧入れる。
こまめに管理しないと気圧が減ってパンクの原因となる。
- クランク
- 前のギアを取り付ける軸。ペダルとつながっており、動力の要となるので
剛性が高いほうがよいとされる。写真で見たほうがわかりやすい→写真
- クリート
- ビンディングペダル(→ビンディングペダルの項を参照)を回す際に必要な、
靴の裏につける爪のこと。→写真
- GOUREN(ごうれん)
- 京都府南部合同練習会の略語。HPはこちら
京都府の様々なチームの選手が集まって模擬レースを行える練習会である。
あくまで練習会であって「チーム」ではない。よって「所属」などの観念はない。
また、参加によってチームの変更が生じるわけではない。
これの北部版をしようという話が当ホームページでも進行中。
興味のある方はご連絡ください。
- コセキサイクル(コセキ)
- 自転車専門店の名前。品揃えが豊富で店の方も優しいが、
掃除人の家から遠いゆえあまりいくことが出来ない。
- コンポ
- コンポーネント(component)の略。パーツの集合のこと
パーツのグレードごとにコンポがあり、「アルテのコンポを買う」といった場合、
そのグレードの部品一式を買うことをさす。
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さ行
- サイクリスト
- 自転車乗りのこと。
- サイクルコンピュータ
- 自転車につけるスピードメーターのこと。「サイコン」と略される
現在の時間、走行時間、平均速度、最高速度、ペダルの回転数、走行距離が表示されるので大変便利。
それらの測定はホイールにつけた磁石によって行う。→写真
- サイロ
- サイクリングロードの略。普通このページで言われるときは京都桂川サイクリングロードを指す。
嵐山から木津までおよそ45キロにわたって続く関西一のサイクリングロード。
人、犬、後ろ向きに歩く老人が多発するので、冬季のLSDにしか使えない。
- サドル(saddle)
- 自転車のいすのこと。細さ、硬さ、軽さ、素材、色がさまざまあり、自分に合うサドル
を探し出すのは一苦労する。
- シートピラー (seat pillar)
- サドル(→サドルの項を参照)を支える棒。アルミやカーボンで出来ている。
- シマノ
- 日本一の規模の自転車部品メーカー。釣具、ゴルフクラブまで作っているらしい。
日本製らしくしっかりした作り、かつ値段も程々なので使用者は多い。
- ジャージ
- このHPではほとんどの場合、「サイクルジャージ」を意味する。
前傾姿勢をとるため背中側が長かったり、背中にポケットがついていたりして、大変便利。
→写真
- スプリント
- 自転車レースでゴール直前に猛烈に加速すること。
それを得意にしている選手をスプリンターと呼ぶ。
- スプロケ
- カセットスプロケットの略。後輪についているギアのこと。
最大歯数が多いものから少ないものまでさまざまな組み合わせがある。
→写真
- スポーク
- ハブ(ハブの項を参照)とリム(リムの項を参照)をつなぐ針金のこと。通常ステンレスで出来ている。
これにも太さ、形状、材質にさまざまな種類がある。→写真
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た行
- タイヤ
- 一般には、足回り全てをさすことが多いが、自転車の場合は、ホイールの一番外側の
ゴムで出来た部分のみを指す。ロードでは19c〜35cまでの幅の種類があり、乗り心地、軽さなどで選ぶ。
- タイム(TIME)
- フランスの自転車総合メーカー。
特にフレームはすばらしいらしいが、値段もすばらしいのでこのHPとはあまり関係ない。
掃除人はここのペダルを使っているが、膝に優しい設計で良い。ただしはめにくさは最高。
- ダンシング
- 立ちこぎのこと。きつい坂やスピードアップの際に使う。
- チェーンリング
- 前のギアの歯のこと。クランク(→クランクの項を参照)に取り付ける。
- ちぎる(千切る)
- 加速して後続車から離れること。
マッタリ走りますよ〜とか言いながらこれをやると、嘘つき呼ばわりされて危険。
- ディレイラー (derailleur)
- 変速機のこと。前後に一つずつついている。
前についているのをフロントディレイラー(FD)、後ろについているのをリアディレイラー(RD)と呼ぶ。
→写真
- デュラエース
- シマノのパーツの一番上のグレードの名前。
パーツの名前はアルテグラの項を参照していただきたい。
私は触ったこともないので知らないが、使い心地は「もう最高」らしい。
ただし価格もすぐ下のグレードの2倍くらいするところが難点。
- ツール
- ツール・ド・フランス(Tour de France)の略。
毎年7月に行われる世界最大の自転車レース。
非常にハイレベルなため、今まで日本人で出場できたのは1996年の今中大介選手のみ。
- ツンデレ
- 性格を表す言葉。
会ったばかりの時はツンツンそっけないのに、親しくなるとデレデレとしてくるような
性格を言う。エロゲーのヒロインにこの性格が多いことから、「ツンデレ」と聞いたら
「それなんてエロゲ?」と聞き返すことが礼儀にかなっているとみなされている。
某自転車店の店主はこれに近い気がする。
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な行
- ニップル(nipple)
- 和訳すると乳首になってしまうが、スポークとリムをつなぐねじを指す。
→写真
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は行
- ハブ (hub)
- ホイール(→ホイールの項参照)の中心にある軸のこと。→写真
- ハンドル
- 通常考えられているハンドルで問題ない。多彩な形状があるが、普通ロードについているのは
ドロップハンドル。→写真
- ビンディングペダル(binding pedal)
- 正しく読むとバインディングペダルなのだろうが、一般にはこういわれる。
専用の靴の底につけたクリート(→クリートの項を参照)をペダルにはめ込んで、
足をペダルに固定するペダル。
効率よくペダリング(→ペダリングの項参照)が出来る。→写真
- フェルト (FELT)
- ドイツの自転車メーカー。シンプルなデザインと完成車の低い価格が魅力。
私が前に乗っていたのはここのもの。
- フォーク
- 前輪を支える部分。方向を変えるために他の部分とは別に動くようになっている。
アルミ、鉄、カーボンなどさまざまな素材の種類がある。→写真
- 深谷産業
- 名古屋の自転車メーカー。
私が今乗っているのはここのGHISALLOという
モデル。
- フレーム
- 一般に自転車は組み立てられた状態で販売されることが多いが、自分の気に入ったパーツで
自転車を作りたい場合は、フレームだけ単品で買う場合がある。実際にフレームだけの単品販売は多い→写真
- ペダリング
- ペダルを回すこと。(おそらく和製英語)
「踏む」ではなくて「回す」ことでまんべんなくトルクをかける
ことが必要らしいが。私はぜんぜん出来そうもない。
- ヘルメット
- 転倒などの衝撃から頭を守るには必要。自転車でヘルメットなんて恥ずかしい
と思われる方もいるかもしれないが、毎日かぶっているとかぶらないほうが違和感があるように思える。
→写真
- ホイール
- 自転車の車輪全体を指す。
- ボントレガー(BONTRAGER)
- アメリカの自転車パーツメーカー。
掃除人はここのRace X LITEというホイールを愛用しているが、軽くてよくまわっていい感じ。
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ま行
- マビック(MAVIC)
- 大手ホイールメーカーの名前。
- マウンテンバイク
- 自転車の種類の名前。荒地を走るのに特化した自転車。
- ミシュラン (MICHELIN)
- 大手タイヤメーカー。自転車のタイヤも作っている。
- もがき
- 死に物狂いで立ちこぎをすること。主に平地で猛烈にスピードをあげるときに使う。
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や行
なし
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ら行
- 落車 (らくしゃ)
- 単純に言うと「こける」こと。本格的に自転車に乗るとペダルに足を固定している
ことが多いので、ちょっとした弾みで足をつけずにすぐ落車する。
- ランス・アームストロング(Lance Armstrong)
- 癌を克服した上、ツール・ド・フランス(→ツールの項を参照)で7連覇を成し遂げた選手。
ツール7連覇を最後に引退した。→写真
- ランドナー
- 自転車の種類の名前。旅行用自転車を指す。ちょっと前まで私が乗っていたのもこれ。
舗装路も、荒地も走れるが、それぞれの道に特化したロードレーサー、マウンテンバイクの発達により
姿を消しつつある。→写真
- リム
- 自転車のホイールの金属の輪の部分のこと。写真を見たほうが早い。→写真
- レーパン
- レーサーパンツの略。レースに限らず自転車に乗るときには必ずはくもの。
またの部分にパッドがついており、長距離乗るときに非常に楽。→写真
- ロードレーサー
- 自転車の種類の名前。よく「ロード」と略される。舗装路を走ることに特化された自転車。
このHPで主に出てくるのはこれ。
- ローラー台
- 室内で自転車の練習をする道具。
後輪を浮かしてローラーに押し付け、回すことで走行を疑似体験できる・・・はずなのだが、
実際の走行とは似ても似つかないので筋トレか、ペダリングの形を矯正するぐらいしか使えない。
→写真
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わ行
なし
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